平成29年度 先導技術交流会・シンポジウム
~「糖鎖認識“素子”が開拓する未来社会とバイオ産業」~

JRIAでは、産業技術重点分野の先端技術革新を推進する産学官の「知」のネットワークを強化し、 様々な企業規模・業種の参画による我が国独自のイノベーションにつなげていくことを目指し、先導技術交流事業を推進しています。
今回は、先導技術交流事業の一環として、“糖鎖認識”を起点に各種“モノ”づくりや疾患関連の診断薬(糖鎖マーカー)、 新規創薬戦略としてのレクチン医薬(Lectin-drug conjugate)や糖鎖模倣技術(glycomimetics)、さらに糖鎖認識素子を活用した革新的計測技術の開発状況を紹介します。 レクチンに学ぶ時代からレクチンを人工的に創造(engineering)し活用する未来社会へとつなげるイメージを共有する場の提供を目指し、 「糖鎖認識“素子”が開拓する未来社会とバイオ産業」をテーマにシンポジウムを開催します。

「糖鎖認識“素子”」は、細胞表面に多様に表出される糖鎖の中から特異的な構造を見つけ出し、 次段への生物シグナルへと変換するバイオ素子と位置づけます。これには、糖鎖を介して細胞を選別するレクチンだけではなく、 糖鎖の合成や分解に関わるすべての代謝関連分子を含みます。 それらを工学的な視点から多様にエンジニアリング可能な素子とみなすことで新たなバイオ産業の道筋を拓くことを目指します。たとえば、癌や難病は、 超高齢化社会においてますます発生リスクの高まりが懸念されますが、その多くに異常発生する糖鎖の存在が明るみにされています。 一方、工学分野からは難解で複雑と見えるバイオ現象を、糖鎖認識素子を起点とする回路と位置づけることで、新たな治療戦略や革新的計測技術への突破口が見えてきます。 そこには、バイオ分野の研究者だけでなく、材料・デバイス・情報などの工学分野との相互作用が不可欠です。
一方糖質・糖鎖研究における我が国の優位性を引き続き維持していくためには、 多様化する糖質・糖鎖研究の統合化に向けたわが国独自のロードマップを策定し、明確な研究開発戦略を打ち出すことが必要となっており、 これに基づきさまざまな分野の研究者が連携して取り組むことが重要です。

糖鎖認識素子という新しい視点に立つことで、新規産業創出へのブレークスルーの創出を意図した挑戦的なシンポジウムです。 多くの皆様のご参加をお待ちしております。

平成29年12月

テーマ平成29年度 先導技術交流会・シンポジウム
~「糖鎖認識“素子”が開拓する未来社会とバイオ産業」~
日 時2018年2月15日(木)
●講演 13:00~17:00 ●意見交換会 17:15~19:00
会 場機械振興会館ホール
募集定員150名
参加費正会員、賛助会員、特別賛助会員、大学・公的研究機関 無料/非会員 5,000円
意見交換会参加費 3,000円
参加申込期間2017年12月11日(月)~2018年2月9日(金) 定員になり次第終了
主 催一般社団法人 研究産業・産業技術振興協会(JRIA)
後援(予定) 国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)、つくばイノベーションアリーナ(TIA)、 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、日本製薬工業協会(製薬協)、 (一財)バイオインダストリー協会(JBA)、グライコバイオロジクス研究会
プログラム 13:00-13:05 開会挨拶
(一社)研究産業・産業技術振興協会専務理事
獅山有邦 氏

13:05-13:15 来賓挨拶
国立研究開発法人産業技術総合研究所
フェロー
金山敏彦 氏

13:15-13:30 趣旨説明
平林 淳 氏(産総研 創薬基盤研究部門 首席研究員)
糖鎖認識「素子」開発について

13:30-14:00 基調講演
谷口 直之 氏(理研 グループディレクター)
「未来を創るグライコサイエンス~我が国のロードマップ(仮)」

14:00-14:30 講演
鈴木 匡 氏(理研 チームリーダー)
「糖鎖代謝制御の破綻が起こす遺伝病NGly1の発見と希少疾患の未来(仮)」

14:30-15:00 講演
小田 竜也 先生(筑波大医学医療系 教授)
「抗体医薬に代わる膵がん標的薬の開発とレクチン医薬の未来(仮)」

15:00-15:30 休憩

15:30-16:00 講演
秋吉 一成 先生(京大工学系大学院 教授)
「細胞外微粒子エクソソームを用いた新規糖鎖計測技術の開発と未来(仮)」

16:00-16:20 講演
大久保 明子 氏(住友ベークライト(株)S-バイオ事業部 部長)
「エバネッセント波検出法を用いた糖鎖解析ツールの開発と未来産業(仮)」

16:20-16:40 講演
館野 浩章 氏(産総研 創薬基盤研究部門 グループ長)
「TIA レクチン利用技術研究会活動報告とレクチン工学の未来」

16:40-17:00 まとめと閉会挨拶

17:15-19:00 意見交換会

参加申込先 メールのタイトルを「JRIA先導技術交流会シンポジウム(糖鎖認識素子)参加希望」とし、メール本文に次の事項を明記の上、下記つくば事務所までお申し込みください。

<返信用テキスト>
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所属(機関名):

部課署・役職:

氏名:

連絡先 E-mail:

連絡先 TEL:


●講演会に参加いたします(
)

●意見交換会に参加します(
)

 ※○をしてください。


通信欄(講師等に質問があればお書き下さい):


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<メール送付先>
一般社団法人 研究産業・産業技術振興協会 つくば事務所 石塚(事務局担当)
E-mail tsukuba1@jria.or.jp / FAX 029-886-3653
〒305-0047 茨城県つくば市千現 2-1-6 つくば研究支援センターA-23 号室

お問い合わせ事務局 企画交流部 曽良(katsura@jria.or.jp)


この事業は、競輪の補助を受けて実施しました。
http://hojo.keirin-autorace.or.jp/

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